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マスクの着用は、COVID-19の感染予防に必要なのでしょうか。

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米国での感染者が、336,958人にのぼり、死者も9626人となりました。

 

ニューヨーク州では、感染者が122,031人で、死者が4159人になりました。

 

ここ数日と比べると数字が横ばいになってきたようです。

 

ただ、まだ安心はできません。

 

日本では、インフルエンザの時期には、多くの人がマスクを着用しますが、アメリカでは、つい最近までマスクを着用している人はほとんどいませんでした。

 

アメリカのCDC (Centers for Disease Control and Prevention)では、健康な人がマスクを着用してもウイルスの感染は防げないとマスク着用に否定的な姿勢をみせていました。

 

ニューヨーク州のある病院のウェブサイトでも、以下のように健康な人のマスクの着用は効果がないとしていました。

Wearing a mask is not recommended for those who are well, it will not protect you.

 

これまでのCDCのガイドラインでは、マスクの着用は、感染者や病人が、周囲に細菌やウイルスをばらまかないようにするためのみに必要としていました。

 

ところが、アメリカでCOVID-19の感染者数がダントツで世界一となったころから、感染を防ぐための研究がなされています。

 

25%のCOVID-19の感染者は、感染元が特定できず、無症状の感染者から感染した可能性があるされています。

 

そのため、CDCはマスクに対するガイドラインを改めました。

 

健康な人も無症状の感染者である可能性があるので、スーパーマーケットや人の集まる場所へ行くときには、お手製のマスクや自宅にある布で口と鼻をカバーすることが勧められています。

 

確かに、ここ一週間ぐらいは、マスクやスカーフ等で鼻と口を覆っている人たちの姿を多く見かけるようになりました。

 

色や形も様々で、ファッションの一つになってきた感じ。

 

因みに、トランプ大統領は、マスクは絶対に着用しないと断言しています。

 

今は、医療関係者が使用するマスクが足りない状態なので、メディカル・マスクやN95マスクは、COVID-19の感染者の治療にあたる医療関係者用に必要なので購入しないようにとのことです。

 

CDCが、健康な人がマスクをする必要がないというというガイドラインの裏には、医療関係者が使用するマスクが不足することを防ぐためだったという説もあります。

 

今は、まだソーシャル・ディスタンスが義務付けられているので、マスクを着用したとしても、他人との距離は、6フィート開け、不必要に外出はしないようにしましょう。

 

感染を防ぐために重要なのは、手を頻繁に丁寧に洗うこと。

 

専門家の中には、健康な人もマスクをすることで、感染するリスクを減少させることができるので、着用を勧める人もいます。

 

その反面、健康な人はマスクを着用しなくても、人混みを避け、外出後は、必ず石鹸を使って、最低20秒指の先まで丁寧に手を洗うことで十分に感染を防げるという専門家もいます。

 

私個人としては、精神的な安心感があるので、今はマスクをして外出するようにしています。

 

最近、マスクを使用することに効果があるかどうかの議論がありますが、マスクを着用することで、顔を触るのを防ぐこともできます。

 

マスクを利用することのメリットをまとめ。

 

  • 感染者や感染している可能性がある人が、他人にウイルスを飛沫感染させないようにする。
  • 健康な人も、外出時にマスクを着用することで、感染リスクを下げる。
  • マスクを着用することで、無意識に手で鼻や口を触ることを避ける。
  • 保湿効果もある。

 

科学的な証明はないようですが、少しでも効果があるのであれば、目に見えないウイルスにどこで感染するかわからないので、自分だけでなく、他人も保護する意味で、マスクを着用したようが良いでしょう。

 

CDCのサイトにもマスクのつくり方が記載しているので、ご興味のある方は、こちろをどうぞ。

 

www.cdc.gov