ニューヨーク市に平和は戻ってくるのでしょうか。
コロナで、外出自粛規制がでてから、しばらくニューヨーク市の地下鉄には乗っていませんでした。
友達のなかには、すべてをオンラインで購入し、この二ヶ月間全く外出していない引きこもり組もいます。
ニューヨーク市も感染件数がかなり減少してきたので、6月8日に、経済再開をする予定です。
外出自粛の成果があったようですね。
今日は、どうしてもアッパーウエストサイドまで行く用事があり、ウーバーよりも、思い切って地下鉄に乗ってみました。
最寄りの駅のホームにはほとんど人がいませんでした。
2人少し離れたところにいましたが、人がいないと寂しい感じ。
何かあった時のために、とりあえず、Emergencyの呼び出しができる改札近くで、地下鉄がくるのを待っていました。
でも、駅構内は、消毒され、きれいに掃除されていました。
5分ほど待っていると、各駅停車の電車が到着。
車両のなかには、数名乗客がいて、皆マスクをして、他の乗客と数席距離を開けて座っていました。
おしゃべりをしている人は一人もいません。
なんとなく緊張感がありました。
各車両も、消毒されているようです。
徐々に、乗客が増えてきましたが、よーく観察してみると、乗客は90パーセント以上、黒人かヒスパニック系の人たちでした。
確か、ニューヨーク市のコロナ感染者が多いのは、黒人とヒスパニックが多い地域。
アジア人は、一人も見ませんでした。
コロナが中国で発生し、米国にまで広まったため、中国人に反感をもっているアメリカ人もいるので、アジア人は特に気を付けて外出を避けているのかもしれません。
人種差別といえば、25日にミネソタ州のミネアポリスで起きたジョージ・フロイド殺人事件に抗議するプロテストが、今日、ニューヨーク市のあちらこちらで行われていました。
偶然に、NYPDのバイクに誘導されたピースフルなプロテストの集団が6番街を歩いているのを見かけました。
ただ、大勢が集団で通りを埋めるように歩いていたので、ソーシャル・ディスタンシングは、守られていなかったようです。
はやく経済再開をしてほしいと思いますが、ビジネスが再開し、多くが活動をし出すとソーシャル・ディスタンシングを保つのは、難しいのかもしれませんね。
逆に、経済再開した後は、しばらく地下鉄に乗りたくないかもしれません。